紫外線の波長は?UVAとUVBの違いは?今からの紫外線対策

紫外線対策 スキンケア

これからの季節は、紫外線対策が必要になってきますね。
最近は、男性でも日傘を持つ時代です。
頭皮への日焼けが薄毛や抜け毛とも関係があるようです。
紫外線って、そもそも何なのでしょうか?

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紫外線とは

紫外線とは、波長が10~400㎚の可視光線より短くて、X線より長い電磁波のことです。
可視光線は、赤~オレンジ~黄色~緑~青~紫で、赤の外側が赤外線で、紫の外側が紫外線です。
1060年代以前は、菫外線(きんがいせん)と呼ばれていました。

英語では、ultra-violetと言うので、略してUVということが多いです。

紫外線の波長は、短い方から「真空紫外線→UV-C→UV-B→UV-A」と分けられます。
波長の違いによりオゾン生成や殺菌作用、光化学反応などに使われたりします。

紫外線と殺菌効果

殺菌作用は、紫外線の中でも253.7㎚の波長が効率が良く作用するそうです。

オゾンランプは、短波長殺菌ランプとして病院のスリッパ置きで使われていたりします。
光洗浄だったり表面処理や空気殺菌、脱臭などの場面で使われています。
オゾン生成は185㎚の紫外線がもつ作用で、この185㎚の紫外線を透過する石英ガラスを使いオゾンランプを作ります。

紫外線の光化学反応

紫外線の中でも波長の長い300~400㎚の紫外線は、液晶パネルや写真などの樹脂硬化などの光化学反応に効果があるそうで、広く使われています。
それぞれの樹脂の吸収に合った波長のランプを選ぶ必要があります。

紫外線
https://club.cosmeonline.com/tips_uv

UV-A UV-B UV-C

紫外線の波長の長い320~400㎚がUV-Aで、次に長い280~320㎚がUV-Bで、紫外線の中で一番短い100~280㎚がUV-Cです。

紫外線全体の9割がUV-Aで、シミやたるみの原因になると言われています。
UV-Bは、日焼けしたり、皮膚がんの原因になると言われています。
他にも、シミやそばかすの原因にもなるようです。
UV-Cは、オゾン層で吸収されてしまうため、地表に到達していないと言われています。
UV-Cは、エネルギー量が高くて、殺菌力が強い紫外線と言われています。

天候によっての違いは

紫外線は、晴れの日はたくさんの量が降ってきて、曇りや雨の日は紫外線も少ないのでは、と勘違いしている人も少なくありません。

実は、晴れの日を100%とすると、曇りの日でも65%も降り注いでいるようですし、雨の日でも20%ほど降ってきているそうです。

意外と忘れがちな、雨や曇りの日も忘れずに紫外線対策をしたいですね。

紫外線の量

一年中、日焼け対策をしている方もいらっしゃると思いますが、いつから日焼け予防対策をすると良いのでしょうか?
実は、3月頃から日焼け対策の準備をすると良いと言われています。

4月と9月の紫外線の量は、ほぼ同じと言われているからです。
4月からは、本格的に紫外線対策をした方が良いようです。
9月は残暑が厳しい年もあるので、まだまだ暑いということから日よけである、帽子や日傘を使う人も多いと思いますが、4月はまだそれほど対策をしている人は少ないように思います。

紫外線量から言うと、3月終わりから帽子や日傘は必須アイテムになります。
頭皮が焼けすぎないように、今すぐに対策をしましょう。
肌は、多少焼けても骨密度が上がるとか、適度な日光浴は体を丈夫にしてくれます。
頭皮に日焼けは必要なくて、髪へのダメージや頭皮への悪影響が大きくなるので注意しましょう。

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