日本の秋を彩る風物詩といえばコスモスです。秋の季語でもあります。
淡くカラフルな花で可愛らしく、日本人になじみのある植物ではないでしょうか。
そんなコスモスは、白色、ピンク色、赤色のイメージがありますが、実は黄色や黒い色の花を咲かせる品種もあります。
コスモスの花言葉を中心にご紹介します。
コスモスの豆知識
元々はメキシコ原産のキク科コスモス属の植物で、コロンブスがアメリカ大陸を発見して以降ヨーロッパに渡り、世界へ広まったようです。日本には、19世紀末の明治20年頃に伝わってきたと言われています。
日本の気候に合うので、全国に広まりました。
秋を代表するコスモスですが、早く咲き始めるものは6月頃からです。
そして、八重咲き、ストロー咲き、など様々な品種があり、さらに品種改良も進んでいます。
最近は、縁だけが色づいた品種もあります。
そして、コスモスは見た目の可愛らしさ、弱弱しい感じとは違い、生命力の強い植物です。
台風や強風などで倒されたとしても、茎の途中から再度根を張り、そこから起き上がって花を咲かせる強さがあります。
また、コスモスはラテン語で、「宇宙」や「秩序」を意味します。
コスモスの花言葉
コスモスは、『秋桜』と書きます。
私は、漢字で表す「秋桜」が好きです。
コスモスの全般的な花言葉は、「乙女の純真」「調和」「謙虚」です。
色ごとに詳しく見ていきしょう。
白いコスモス
白いコスモスの花言葉は、「優美」「美麗」「純潔」です。
真っ白の純潔さにピッタリの花言葉ですね。
ピンクのコスモス
ピンクのコスモスの花言葉は、「純潔」です。
コスモスらしいピンクの花色は、美しさと清らかさを感じさせるので、イメージにピッタリですね。
赤や紫のコスモス
赤や紫のコスモスの花言葉は、「調和」「乙女の純真・愛情」です。
赤い色は、乙女の気持ちを表現しているのでしょうか。
赤や紫は、力強い愛情のイメージの色でもあります。
黒いコスモス
黒いコスモスの花言葉は、「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」です。
少し否定的な意味で、悲しさを感じさせる花言葉になります。
黒紫色のコスモスは、野生の原種でしたが日本ではほとんど見られません。
別名チョコレートコスモスと呼ばれて、特徴はほんのりチョコレートの香がするところです。
オレンジや黄色のコスモス
オレンジや黄色のコスモスの花言葉は、「野性的な美しさ」「自然美」「幼い恋心」です。
黄色のコスモスは、品種改良で生まれた人工的な花です。
人工的な花ですが、花言葉が「野性的」になります。不思議な感じです。
自然体の意味合いが多いです。
コスモスはどんな花でしょう
和名は、大春車菊（おおはるしゃぎく）と言います。
「秋桜（あきざくら）」は後からついた俗称です。
様々な色のコスモスがあり、秋の野原を楽しませてくれますね。
交配が上手くいくものと上手くいかないものもありますが、交配の結果生まれたコスモスもとてもきれいです。
キバナとチョコレートコスモスを掛け合わせて出来た
「ストロベリーチョコレート」
は赤みが強くて目を引きます。晩秋の空にとても似合う花だと私は思います。
まとめ
様々な色のコスモスがあることを知りました。
そして、まだ新しいコスモスの花が出来る可能性もあって、楽しみです。
オリジナルも大好きですが、縁だけが色が違うなど新しいコスモスも見てみたいですね。
秋の代名詞にもなっているコスモスを見るとホッとします。
暑い夏が終わったことを感じる花です。
秋桜という文字も好きですし、歌も好きです。
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