貧乏ゆすりが健康に良いって、驚きの真実です。
実は、医療現場でも貧乏ゆすりは医療用語「ジグリング」と呼ばれて、健康への効果が年々期待されています。
貧乏ゆすりは、貧乏がするもの?ではなく、貧乏ゆすりで健康になるってことをお伝えします。
貧乏ゆすり(ジグリング)が変形性股関節症の治療に導入
貧乏ゆすり(ジグリング)は、変形性膝関節症の治療として医療現場で採用されています。
「びんぼうゆすりで変形性股関節症は治る!」という故井上明生ドクターが書いた本の中で、変形性膝関節症で困っている患者さんにジグリングを行ってもらい、股関節の痛みが軽減した上、軟骨が再生した事例が紹介されています。
関節温存手術後の変形性膝関節症に対するジグリングの効果という内容の論文中で、1日2時間ジグリングをするケアでの改善する例が掲載されています。
ジグリングの効果を示した論文になります
参考:変形性股関節症に対する関節温存手術後の関節症に対するジグリングの効用
実は、貧乏ゆすりは、股関節の痛みで困っている女性の多くから支持されているのです。
貧乏ゆすりも運動なのです。
貧乏ゆすりが健康に良い?
貧乏ゆすりが健康への効果が期待されています。
貧乏ゆすりは、運動なのに運動らしくなく、誰でも気軽に継続しやすいこと、血流の改善効果があること、不安だったりイライラ感を解消すること、など健康に良い効果がとても多いことが人気の理由です。
貧乏ゆすりの効果とは?
貧乏ゆすりは、変形性膝関節症だけでなく様々な効果が期待出来るようです。
脚のむくみ解消効果
貧乏ゆすりは、足を揺らすことから、ふくらはぎの筋肉を鍛えられることが一番のようです。
ふくらはぎの筋肉を鍛えると、何が良いのでしょうか?
それは、脚のむくみの解消に効果が発揮されます。
ふくらはぎは、第二の心臓とも言われているように、下半身に溜まった血液を心臓に戻すポンプのような役割があります。
ふくらはぎの筋肉が鍛えられると、血液を心臓に戻すことが出来るようになるので、体全体の血流も回復します。
浮腫むことの原因は、血流が滞るために老廃物や余分な水分が体の中に溜まってしまうことです。
血流が改善されると、元のように老廃物も余分な水分も、静脈やリンパ管などに回収されて、結果血流改善=浮腫みの改善に繋がっていきます。
冷え性解消効果
リモートワークが増えて、自宅で座ったまま作業をする機会が増えたので、基礎代謝が低下している人がとても多いです。
ということは、第二の心臓のふくらはぎも筋力が低下します。
ふくらはぎの筋力が低下している所に、夏場ならエアコン、冬場なら寒さからくる冷えによって、体全体が冷たく冷やされ、血流が悪くなってしまいます。
この状態が続くと、冷え性となります。
貧乏ゆすりをすることで、全身の血流をよくすることで、冷え性対策に効果が期待できます。
貧乏ゆすりが、冷え性に効果があることが分かります。
不安やイライラ感の解消効果
貧乏ゆすりは、一定のリズムでしていることが多いです。
リズム運動をすることで、脳内から幸せホルモンであるセロトニンが分泌されるということは証明済みです。
なので、リズミカルに動く貧乏ゆすりも、幸せホルモンのセロトニンを分泌するのではないか?という研究もされています。
不安だったり、イライラ感は、セロトニンによって打ち消される作用があるので、貧乏ゆすりが精神的なストレスも解消できるのではないか?と期待されています。
貧乏ゆすりを嫌っていたあなた、今日から健康のために貧乏ゆすりを取り入れてみませんか?
まとめ
貧乏ゆすりは、実はすごいパワーを持っているかもしれません。
お金もかけずに、何処でも誰でも出来る簡単な運動。
それが、変形性膝関節症の治療・冷え性や脚の浮腫みの解消など様々な効果があると聞いたら、やらない手はないですね。
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