令和時代の教育 生き方 学校の在り方

ライフスタイル

コロナになって学校の在り方が大きく変わりました。
急な変化で、最初は大きな戸惑いもありました。
今年になって、ずいぶんと慣れてきて、大事なところが見えてきました。

今後は、どうしていくのが良いのか?
変わった方が良いところ、変わらない方が良いところ、が段々と見えてきたように思います。

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教育とは

教え育てること[1]

知識技術などを教え授けること[1]

人を導いて善良な人間とすること[1]

人間に内在する素質、能力を発展させ、これを助長する作用[1]

Wikipedia

とある。

リチャード・ピーターズの定義では、
教育内容とは、価値あるものの伝達であり
教育効果とは、ものの見方が広がることであり
教育方法とは、学習者の理解を伴うことだ。

令和になっても大きくここが変わることはない。
だが、その方法や捉え方の変化は必要であると思う。

カリキュラム

学校のカリキュラムは、オンラインでも可能だということが分かった。
これは、教え方の上手な先生の動画を撮って、それを流すことで効率的な学びの場になりそうだ。
全国だけでなく、全世界の子供たちに同じカリキュラムを取得できるチャンスが出来る。

先生の役割が大きくシフト出来るチャンスかもしれない。

現在、学校にもよるのかもしれないが、先生たちがかなり忙しくて、大変だと言う。
書くことが多くて、子供たちと接する時間が減っている。
昔は、休み時間に先生と遊んだり、話をしたりする機会があったが、現在の先生が一緒に休み時間に生徒と遊ぶことはまずないと言って良い。

カリキュラムをしなくて良いとなると、他のことに時間を割ける。
子供たちの適正や能力、成長のプロセスに応じてカリキュラムの補いが出来たり、学びの手伝いが出来たり、とマンツーマンのケアが出来る。
だから、子供たち一人ひとりと向き合えるようになる。

そうすることで、落ちこぼれがいなくなる可能性も出てくる気がする。
子供たちが学びを楽しめるようになりそうだ。

託児的機能

こちらは、子供が低年齢層の親が特に感じることだ。
学校へ行っていれば、その間に親は仕事が出来る。
学校へ行ってないと、仕事に出かけられない、仕事が出来ない、という親がいる。

リモートワークだと、子供がいるとうるさい、とか仕事の環境としてあまりよくない。
コロナになって、全員が家に居る状態になった家庭としては、かなり大変だったはず。
学校様様だった家も多かったと思う。

小中学校だと給食があるところも多いので、昼ご飯の支度をしなくて済む。
なので、学校へ行けなくなって、子供がお腹を減らしているという話も聞いた。
給食で一日の食事を賄っていた子供もいたということだ。
これは、驚きだった。

社会性の構築

大きく担っているのは、やはり社会性の構築だろう。
家族という最低限の社会では、現代社会は社会性を培うのに少し問題だ。
昔のように大家族で、おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさんもいるような環境とは違う。

学校は、家庭環境が違う人との共同生活だ。
各家庭のしつけも違うし、マナーやルールも違うことがある。
自分の家が普通で育ってきているので、普通と違うことをする人もいるかもしれない。

まあ、「普通」というのが本当に正しいかもわからないが。

同じ学年だけでなく、他の学年の友達が出来ることもあるだろうし、良いことも悪いことも、嫌なことも経験するだろう。
色んな経験をして、人の痛みが分かるようになったりもする。

いじめなども先生に余裕が出来れば、少なくなっていくかもしれない。

まとめ

折角コロナがくれた機会なので、教育現場も変化のタイミングではないだろうか?

カリキュラムをデジタル化にするのは、かなり良い方法に思えた。
教え方の上手な先生が教えれば良いし、先生がやった方が良いことをやれるようになりそうだ。
きっと、学校の先生になりたいと思ってなった多くの先生方が本当にやりたかったことが出来そうです。

授業を教えるよりも、私だったら分からなくならないように、落ちこぼれないように、勉強を楽しめるように、生徒一人ひとりを見ていけたら、きっともっと生き生きとした先生が増えるのではないかな?
是非、良い機会なので、学校も家庭も変化を受け入れて、より良い方向へ進んでいって欲しい。

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