【冬季オリンピック】バイアスロン競技を分かりやすく解説

スポーツ

冬季オリンピックも様々な競技が行われています。
日本では、もしかして知名度が低い?かもしれない「バイアスロン」について、分かりやすく解説していきたいと
思います。

サバイバルゲーム的な感じにみえますよね。
詳しいルールなど、調べてみました。

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「バイアスロン」とは?

バイアスロンは、スキーと射撃を同時にする競技です。
簡単に言うと、スキーで走った後に、射場で的に当てる競技です。
決められた回数を周回して、タイムや着順を競います。

なので、スキーで走ること、射撃の腕、その両方が競われる競技です。
射撃は、射撃場で射撃の姿勢で5発撃ち、50メートル先の5つの標的を狙います。
基本は、全標的に的中させること。もし的中させられなかった場合は、1つの標的ごちに150メートルのペナルティが加算され、周回もしくはタイムの加算となります。

射撃まではスキーで走ってから射場へ向かうので、息が上がった状態で射撃しないといけないので、かなり集中力が試されます。
ライフル銃を使う競技なので、競技者は軍隊や警察などに所属しているとか経験者とかが多いようです。
ただヨーロッパでは、民間の人やプロの競技者も多いとのこと。
日本人選手は、自衛隊に所属している人ばかりのようです。

北欧諸国が発祥と言われていて、この地域ではシーズンには毎週のようにレースがあるので、競技者がとても充実しているようです。

バイアスロンは体育会系?

北欧諸国が発祥と言われていて、この地域ではシーズンには毎週のようにレースがあるので、競技者がとても充実しているようです。

バイアスロンは、先にスキーでクロスカントリーをまずしてから、射撃です。
似た競技に、クロスカントリー + ジャンプ = ノルディック複合がありますね。

ノルディック複合と違うのは、クロスカントリーをして直ぐに射撃をするところです。
ノルディック複合は、ジャンプとクロスカントリーなので、ジャンプとクロスカントリーの間に時間があくことです。

バイアスロンは、クロスカントリーが抜群に飛びぬけていたとしても、射撃が的に当たらないと、ペナルティエリアをまたスキーで走らないといけなくなります。
更に疲れて、射撃をやらなくてはいけなくなります。

クロスカントリーも射撃も両方が上手い選手は強いですね。
でも、中々両方がずば抜けているという選手はいないので、得意不得意を上手に生かして、後はその時の出来栄え(運)もあるのでしょうね。

あなたなら、どちらに重点を置きますか?

私は、射撃の方が上手くいく気がするので、クロスカントリーを中の上位の位置にいられるように練習をするだろうなぁ~と思います。

何度もペナルティエリアを走らずに済むように、射撃で的を外さないように息を直ぐに整えること、集中力を一気に回復させること、などを
気を付けていきたいですね。

バイアスロンのルールと種類

バイアスロンは、クロスカントリーのタイムと射撃の点数の両方で決まります。
速くスキーで走って、とっとと命中させることが勝利へ近づきます。

バイアスロンには、7つの種目があります。

①個人
20キロメートル走ってから、伏せて撃つ、立って撃つ、伏せて撃つ、立って撃つの順番で4回射撃します。
射撃を外すと、その外した弾の数だけ1分加算して走ることになります。

②個人追い抜き
12.5キロメートル走った後に、伏せて撃つ、立って撃つ、伏せて撃つ、立って撃つの順番で4回射撃をします。
1発射撃を外すと2.5キロメートルあるトラックを1周させられます。
また、時間差でスタートして、前の選手を追い抜かないと勝てません。

③スプリント
10キロメートル走った後に、伏せて撃つ、立って撃つの2回射撃をします。
1発射撃を外すと3.3キロメートルのトラックを1周させられます。

④リレー
スプリントのリレー。4人1組でスプリントをします。
1人7.5キロメートル走り、1発射撃を外すと2.5キロメートル走らされます。

⑤ミックスリレー
男女混合のリレーです。男子、女子2名ずつ。
1人6キロメートル走り、1発射撃を外すと2キロメートル走らされます。

⑥マススタート
個人が一斉にスタートします。
15キロメートル走り、伏せて撃つ、伏せて撃つ、立って撃つ、立って撃つ、の順番で4回射撃します。
射撃を外すと3キロメートル走らされます。
スキーを履いた状態でもちろんスタートしますから、接触や転倒がかなり多いです。

⑦スーパースプリントクオリファケイションファイナル
スプリントと同じルール。
的を外した途端に失格する。
6キロメートル走って、伏せて撃つ、伏せて撃つ、立って撃つ、立って撃つ、の順番で射撃する。

まとめ

バイアスロンは、射撃を外すと数キロメートルあるトラックを走らないといけなくなる。
外せば外すほど、たくさん走らないといけなくなり、より的を外す確率も上がってしまうのだ。
かなり体力と精神力が試される競技だ。

雪の多い外国では、スキーと射撃は普通の組み合わせ。
狩猟の時、人命救助の時なども野生の動物と居合わせてしまうこともあるので、両方必要なもの。

日本ではなじみがないかもしれませんが、サバイバルゲームなどでやってみても楽しいかもしれませんね。

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