オリンピック ゴルフ 松山英樹 メダルをあげたかった

松山英樹 スポーツ

松山英樹さんは、2021年のマスターズで優勝して、オリンピックでも金メダルに近い選手の一人だ。
世界ランキングでみると、ランキング1位や6位以内の選手も出場しているので、世界ランキング20位の松山英樹さんにとっては簡単に優勝させてもらえる試合ではない。
それでも、日本でやるオリンピックだから、勝ちたい気持ちは強かったはず。

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松山英樹(まつやまひでき)

4歳からゴルフを始めた松山英樹さんは、自分の意志で中学2年生の時にゴルフ部のある中学へ転校。
転校先の明徳義塾中学で、2008年に全国高等学校ゴルフ選手権大会で優勝。
東北福祉大学へ進学し、アジアアマチュア選手権で優勝。これは、日本人初の優勝。
それで、翌年のマスターズ出場権を得た。

他にも三井VISA太平洋マスターズでアマチュアでの日本ツアーの優勝し、2012年には世界アマチュアゴルフランキングで日本人で初めて1位となった。

数々の歴史に名を遺すようなゴルフプレーヤー。

オリンピック ゴルフ

オリンピックのゴルフの会場は、2010年にアジアアマチュア選手権で優勝した場所だ。
そして、2011年にマスターズに出た。
逆から考えれば、マスターズで優勝した今年、霞が関カントリーで優勝なんてシナリオを思ってしまう。

7月29日の初日は、4バーディー・2ボギー、トータル2アンダーの20位。
7月30日の2日目は、6バーディー・ノーボギー、トータル8アンダーの暫定3位。(日没サスペンデッドで、16番ホールまで)
2日目の残り、7バーディー・ノーボギー、トータル9アンダーの単独3位。
7月31日の3日目は、5バーディー・1ボギー、トータル13アンダーの単独2位。
8月1日の最終日は、5バーディー・3ボギー、トータル15アンダーの3位。

メダル

あのパットが決まれば、というシーンが多かった今日のラウンド。
特に17番ホールは、入れて欲しかったし、入れてあげたかった。
他の選手も17番ホールは、松山英樹はバーディーを取ると考えていた。
でも、穴から見放されてしまった。

オリンピックのゴルフは、4回目。
希少なメダルだ。

でも、コロナ感染で練習が出来ない期間があったりで、オリンピック前に辛い時期があった。
それも影響したのだろう。

金メダルは、アメリカのザンダー・シャウフェレ(世界ランキング5位)。
銀メダルは、スロバキアのロリー・サバティーニ(世界ランキング204位)。
銅メダルは、台湾の潘政琮。

まとめ

ゴルフという4日に渡るスポーツ。
精神力が必要とされる。
今回は、暑さと湿度が加わり、かなり厳しい環境だったことと思う。
病み上がり?!で、オリンピック前に試合に出られなかったのも、感覚が難しかったのかもしれない。

選手は、国を背負っていつもと違う感覚でプレーをしていたのではないか?と解説者は話していた。
実際は、どうなのだろう?
普段は賞金を貰い、今回はメダル。
帰国すれば、メダリストとしてパレードに参加するかもしれない。
やはり、国を背負う感覚があるのかもしれない。

一瞬、メダルを確信していたファンとしては、寂しい結果かもしれないが、一番悔しい思いをしているのは、松山英樹本人だと思う。

テレビの前では、決して顔色を変えず、淡々と話をする彼に最大のエールを送りたい。
楽しませてくれて、ありがとう。

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