【冬季オリンピック】ボブスレーのルール クールランニング!

ボブスレー スポーツ

ボブスレーは、冬季オリンピックの正式競技です。
ボブスレーのオリンピックの種目としては、男子と女子の2人乗りと男子のみ4人乗りがあります。
2022年の今回のオリンピックから、女子のモノボブ(1人乗り)が追加されました。
ボブスレーは、クールランニングという映画で有名になりましたね。
どんな競技なのでしょうか?

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ボブスレーとは?

ボブスレーは、氷上のコースをそりで滑りスピードを競う競技です。

ボブスレーの速度は、130~140㎞/hにもなり、「氷上のF1」とも言われています。

選手がそりを押して走り出し、飛び乗り滑りおります。
クールランニングでは、そのそりを押して走り出すのに脚力が求められ、陸上の短距離で速い選手を引き入れましたよね。

最初のスタートダッシュが求められます。

ボブスレーの歴史

ボブスレーの歴史は、1883年と古くて、スイスのサンモリッツが発祥と言われています。

英国のお金持ち達が冬季休暇の時に、木製のそりで楽しんでいたのが始まりのようです。

このそり遊びからスポーツへと転じ、人気が出るようになって、木製から鋼鉄製のそりに変わっていきました。
さらに舵や制動装置などが付き、より早く、よりスリリングに滑れるようになっていきました。

ボブスレーの名前の由来は?

ボブスレーのボブは、英語です。
意味は、「急に上下に動く、揺れる、お辞儀する」です。

ボブスレーのスレーも英語で、そりという意味です。

英語でそりは、
スレッド:スレーより小さくて、子供が遊ぶようなもの
スレッジ:荷物を運ぶのに使うような大きなもの
スレー:①と②の中間位の大きさのもの
と大きさで分けています。

世界で最初に、スイスでボブスレークラブが出来たのが1897年。
「国際ボブスレー・トボガニング連盟」が創設されたのが1923年です。
第一回の冬季オリンピック競技大会で正式種目となったのが1924年です。

ボブスレーは、1960年の大会以外は、冬季オリンピックで行われています。

何故、1960年にボブスレーが行われなかったのか?というと、ボブスレーの会場を経費削減のために作らなかったそうです。

ボブスレー女子は、2002年から

ボブスレーがスポーツとして楽しまれるようになって、130年ほどになる。
ボブスレーはオリンピックでも長い歴史があるが、男子の2人乗りと男子の4人乗りだけのこと。

ボブスレーの女子が行われたのは、なんと2002年だった。
78年も後のことです。

女子の2人乗りだけが追加となりました。

2022年の北京オリンピックで、「女子モノボブ」が新たに加わりました。

ちなみに、男子の1人乗りはありません。

ボブスレーの基本ルール

ボブスレーは、専用のそり1台ごとにエントリーします。

ボブスレーのスタートは、50~60メートルの距離の加速区間で、そりに速度を付けて乗り込みます。
ボブスレーを押している人が乗り込めないと失格です。

滑っている間は、パイロット(ドライバー)が舵(ハンドル)を使い、後方の乗っている人達(ブレーカー)は、体を小さくして空気抵抗を最小限にして、バランスを取ります。

ブレーキはありますが、滑っているときに使うことは禁止されていて、停止するとき専用です。

オリンピックでの順位は、合計タイムで決まります。
2日間で4回滑り、1/100秒までタイムを計ります。

決勝となる4回戦へ進めるのは、3回戦を終えた時の上位20位までのチームです。
もし、20位が複数いた場合は、全チームが決勝へ進めます。

危険と隣り合わせのスポーツなので、競技の前に6回以上の公式練習が義務付けられています。
ただし、天候などの問題で変更があることもありますが、最低2回は公式練習をしないといけないようです。

ボブスレーのコースとは

全長1300メートルほどのカーブがあるコースです。
カーブの半径は20メートル以上で、平均斜度は8~15%と決まっていて、カーブの数は、14~22ほどになります。

まとめ

ボブスレーは、歴史が思った以上にありました。

でも、オリンピック競技になったのは男子だけで、女子は2002年とたったの20年前だったと知って、驚きました。

かなりスピードが出るし、危険なスポーツではあるので、避けられてきたのかもしれません。

クールランニングという映画を見てから、ボブスレーを知り、南国のチームが冬のスポーツに参加するという、面白おかしく、でも感動する映画だったのを良く覚えています。

ボブスレーは、チームワークも大事ですし、脚力も大事。
見ごたえのある競技であることは間違いないです。

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