ここの所、雷や雷雨に当たって、困った人もいるかもしれません。
突然の雨は、本当に困りますね。
雷で夏が始まり、雷で夏の終わるって聞いたことありますか?
そもそも雷や雷雨って、なぁに?
雷は、雲と雲の間、もしくは雲と地上の間の放電によって、音と光を発生する自然現象のことだそうです。
じゃあ、雷雨は何でしょうか?
雷雨は、積乱雲に関係しているそうです。
地上で熱せられた空気が上昇気流となって、大量の水蒸気とともに積乱雲となります。
発達した積乱雲は強い上昇気流があって、雲の中の水や氷の粒は中々落ちることが出来ません。
水や氷の粒がぶつかり合って、静電気が蓄積されます。
これが雷の原因になります。
そして、重力とのバランスで耐えられなくなった水や氷の粒が一気に落ちることで、大量の雨が集中的に降るのです。
短期間に集中して降ることが多く、土砂崩れや洪水など自然災害を引き起こすことがあります。
特に川では、山で降った豪雨が後から流れてくるので、下流では気をつけないといけないことが多いです。
雷で夏が始まる
雷で夏が始まるって、聞いた事ありますか?
梅雨前線が太平洋高気圧に押されて北上する時に、雷が鳴るそうです。
夏の始まりとは、梅雨明けのことです。
梅雨明け頃の大雨を送り梅雨と呼ぶそうです。
そして、梅雨が明ける頃の雷は梅雨雷と呼ぶそうです。
何だか、風情がありますね。
雷で夏が終わる
夏から秋に変わる時には、北から前線が南下してくるので、寒気が入ってきます。
雷を伴い前線が南下してくるのです。
自然に携わっていた方々は、自然と共存していたので、経験から自然に身に着けていたようです。
素晴らしいですね。
雷を上手にやり過ごす
雷は、あくまでも自然現象です。
良いも悪いもないのです。
最近は、雷が増えたとか雷雨が大変だとか、思うこともありますが、自然現象なので仕方ありません。
なので、上手にやり過ごすことを考えてみませんか?
野外にいるとき
雷が鳴りだしたら、出来るだけ早く屋内や車の中に避難しましょう。
街中だったら、ビルなどの建物の中に居ればまず危険はありません。
登山中などの時は、木の下には絶対に避難しないこと。
出来るだけ、低い姿勢にして、両足をそろえてしゃがみます。
くぼみや洞窟があれば、そこへ避難しましょう。
地面を伝わる電気を呼び込まないように、両足をそろえます。
落雷の衝撃波で鼓膜を破らないように、耳をふさぐようにしてください。
手や頭部に金属類がある場合は、念のため外しておきましょう。
下半身についている金属類は、あまり気にしないでも大丈夫かもしれません。
屋内にいるとき
家の中に居る時は、コンセントや家電製品から離れましょう。
出来れば、全ての器具をコンセントから抜きましょう。
壁も電気の通り道になる場合があるので、離れておきます。
また、ガス管、水道管、電話線など、外とつながっている金属は全て危険なので、近づかないようにします。
実例になりますが、電話中に受話器を伝ってきた雷で感電した方もいますし、洗い物中に水道管を伝ってきた雷で感電した方などもいるそうです。
雷の電気は、予想を上回ることもあり、家電を壊すくらいです。
冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機のアースは、ガス管や水道管につながないように、取説に書いてあります。
まとめ
雷は外にいる時も家の中に居る時も、予想以上の時もあるので100%逃れることは難しいかもしれませんが、知っておくことは心の準備として大事なことです。
非常に激しい雷は、火災に繋がることもあるので、注意しておくに越したことはないです。
今までは、稲光を見てキレイ~なんて思ってましたが、これからは気を引き締めていこうと思いました。
最後になりますが、青い稲妻の歌をご存じの方は、いらっしゃいますか?
私は、この歌は創作だと思っていました。
稲妻は、黄色っぽく、金色っぽく見えるのだと思っていました。
10年以上前に、海に落ちる稲妻を見て、衝撃を受けたのです。
稲妻が青かったのです。
稲妻は、海に落ちると青いのです。
とてもきれいで驚いたのを今でも覚えています。
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