オリンピックが始まるまでは、こんな時期に開催するのか？
本当に出来るのか？危なくないのか？
など、色んな情報が錯綜して、不安になった人も多かったのでは、ないだろうか？
始まってしまうと、選手の頑張りや純粋にスポーツを楽しむ姿、今まで努力してきただろうことを考えると、テレビにくぎ付けになり、応援している。
色々あったけど、無事に最後まで開催出来、各選手が全力を出し切って、悔いの残らない試合が出来るよう祈っている。
オリンピック開催地
オリンピックの開催地の決め方
オリンピックは、4年に1度開催されます。
1992年までは、夏と冬の開催年が同じだった。
1994年から冬と夏のオリンピックの開催を2年ごとにずらして、各夏と冬の開催間隔は4年になった。
では、いつ決められるのか？それは、原則7年前です。
理由としては、オリンピックの開催には競技場を準備したり、オリンピックの運営費が莫大に掛かるので、事前準備がかなり時間を要するからです。
開催国を決めるのではなく、開催地（開催都市）を決めるので、立候補するのは開催したい都市。
IOC（国際オリンピック委員会）がオリンピック立候補した都市の中から厳選して、5都市を正式候補都市と決める。
IOCがその5都市を現地視察したり、調査したりして、作られた報告書を元にIOC内で投票が行われて、オリンピックの開催都市が決められる。
なので、立候補は8年前までにしておかないと、そもそも視察や調査をしてもらえない。
審査は2段階
オリンピックを開催して欲しいという内容をまとめた概要が必要。
アピールです。
競技場や移動手段もOKですし、たくさんの観光客が来てもホテルも移動手段もOKだという感じのアピール。
それをもとに、IOCが判断し、その後より詳細な開催計画を再度IOCへ提出。
その計画書を元に開催候補都市を訪問して、審査のチェックポイントをクリアしてるか？を見たりして、最終的に投票して決定する。
東京の次は、何処？
オリンピックの夏季大会
2024年8月2日～18日 パリ（フランス）
2028年7月19日～8月4日 ロスアンゼルス（アメリカ）
2032年7月23日～8月8日 ブリスベン（オーストラリア）
オリンピック冬季大会
2022年2月4日～20日 北京（中国）
2026年2月6日～22日 ミラノ/コルティーナ・ダンペッツオ（イタリア）
まで、決まっている。
2度目の開催は？
パリは、1990年の第2回大会、1924年の第8回大会についで3回目となる。
ロスアンゼルスは、1932年の第10回大会、1984年の第23回大会についで3回目。
アメリカとしては、1904年の第3回大会（セントルイス）、1996年の26回大会（アトランタ）でも開催した。
ブリスベンは初めてだが、オーストラリアとしては、1956年の第16回大会（メルボルン）、2000年の第27回大会（シドニー）と3都市目。
中国は、冬は初めての開催。夏季は、2008年の第29回大会（北京）に開催された。
夏も冬も同じ都市というのは、珍しい。
ミラノは初めてで、コルティーナ・ダンペッツオは2度目。
イタリアとしては、2006年の第20回大会（トリノ）と夏季の1960年の第17回大会（ローマ）。
まとめ
オリンピックは、やっぱり自国で開催して欲しいという気持ちになる。
時差がなく見られるのは、とても体が楽だし、雰囲気を味わうことが出来る。
だから、開催都市の立候補をする都市があるのだろう。
経済効果もあるだろうし、都市の発展ということもあるのだろう。
熟成して都市は、次へ譲る勇気も欲しいが。
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