母の日 父の日 由来

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母の日は、5月の第二日曜日で、父の日は6月の第三日曜日です。
母の日が近づくと、お花屋さんの前にはカーネーションの花が並びますね。
では、父の日は?一体何を選べば良いのかを悩みますね。

母の日も父の日も、日ごろの感謝の気持ちを伝える機会として、お母さんやお父さんへ感謝の気持ちを伝える記念日として考えてみませんか?

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母の日の由来

先にも上げたように、母の日は5月の第二日曜日なので、今年(2021年)の母の日は、5月9日です。
どうして、5月の第二日曜日になったのでしょうか?

今から100年以上も遡ります。
アメリカのフィラデルフィアに住む女性、アンナ・ジャービスの母親が1905年の5月に亡くなりました。
アンナは、とても深く母親のことを愛していました。1907年に支援者たちと全国的に「母の日」の普及活動を開始しました。そして、ウェストバージニアの教会で母の命日に「母の日」のお祝いをしたそうです。この日が5月の第二日曜日だったそうです。

この活動がどんどん広まり、1911年までには「母の日」のお祝いがほとんどの州でされるようになったそうです。
1914年にウィルソン大統領が議会で5月の第二日曜日を国民の祝日として「母の日」として提唱し、制定されました。

日本では、大正時代に「母の日」を祝うようになりましたが、本格的に普及してきたのは第二次大戦後です。
「母の日」にカーネーションが贈られるようになったのは、アンナが白いカーネーションを追悼会で参加者全員に手渡したことからきているようです。

いずれにしても、お母さんに感謝する機会として、広まっていくのはよくわかりますね。
照れくさい方も是非、年に一度位はお母さんに感謝するのが良いと思いますよ。

父の日の由来

6月の第三日曜日が父の日ですが、こちらもアメリカで生まれました。

1909年にアメリカのワシントン州に住む女性のソナラ・ドッドは、教会で「母の日」の説教を聞いている時に「父の日」もあった方が良いと考えたそうです。
母親が亡くなった後に、男手一つでソナラを含む6人の子供を育ててくれた父親を敬愛していました。

父親の誕生月である6月に、ソナラが通う教会の牧師にお願いして、「父の日」を祝う礼拝を6月にしてもらいました。
それが1909年の第三日曜日の6月19日だったのです。

ワシントン州では、6月の第三日曜日を「父の日」としました。
何人もの大統領が「父の日」に関する声明などを出しましたが、国民の祝日となったのは、1972年でした。

「母の日」「父の日」ともに、クリスチャンの女性が親への感謝と深い愛から始まりました。
カーネーションやプレゼントも大事ですが、もっと大切なのは感謝の気持ちを伝えることではないでしょうか。

まとめ

「母の日」は、カーネーションが並ぶので忘れないと思いますが、「父の日」は贈るものを考えているうちに忘れてしまいがちです。
今年は、「母の日」のプレゼントと一緒に「父の日」のプレゼントを準備するのも良いと思います。

母や父へ贈るのは、子供ですよね。
母親や父親は、子供の幸せを願ってやみません。
ですから、本当はプレゼントも嬉しいですが、きっと感謝の気持ちをちゃんと伝えることが最も大切なことかもしれませんよ。

笑顔と一緒に日頃の感謝の気持ちをきちんと言葉にして伝えたら、両親にとっては、それが最高の贈り物になります。
もし、他界しているのだとしたら、お墓参りへ行くのも良いでしょう。

両親の両親の両親、、、であるご先祖様、そして神様も私たちを生かして下さっている大切な存在です。
是非、こういう機会に感謝したいですね。

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