ここ何日か、暑い日ですね。東京の夏は蒸し暑く、夜あまりよく眠れなかったり
で、睡眠不足になったりしませんか。睡眠不足は美容の大敵です。
睡眠不足だと、本当に太るのでしょうか。
なぜ睡眠不足だと太るの
「睡眠不足になると、太るよ」と、聞いたことありますか。
私は、寝ない=睡眠不足の方が痩せるのだろうと思ってました。
若い頃に、食べないし寝ないと痩せるよ、と友達から言われたからです。
それに、食べないし寝なければ消費カロリーだけが増えるので、痩せると思いますよね。
ので、調べてみました。
実は、睡眠不足が「肥満の元」だったのです。
睡眠時間が4時間未満の人と7~9時間寝ている人は、なんと73%も太りやすさが違うそうです。
睡眠時間が短いだけで、73%も太りやすくなるなんて驚きですね。
どうしてでしょうか。
寝てる時間が短くなれば、起きている時間が必然的に長くなる。
活動するのに必要なエネルギーも増えます。
米スタンフォード大学の研究では、睡眠不足になると食欲ホルモンの量が15%程高くなり、
食欲を抑える方のホルモン量は15%程低くなったとのことです。
「睡眠不足になると、食欲系のホルモンがバランスを崩してしまい、崩れると食べる方向に偏って」しまうんです。
起きているとつい食べたくなるのは、ホルモンの関係なんですね。
睡眠不足を続けてしまうと、「セロトニン」というホルモンが足りなくなります。心のバランスも崩れてしまいます。そうすると、幸せホルモンの「セロトニン」も減ってしますのです。
セロトニンホルモンが減ってしまうと、甘いものを欲する体になってしまうそうです。
「やめよう。駄目だ。」と分かっていても、夜中につい食べたくなるのです。
睡眠不足は、疲れが翌日まで残ってしまい、朝起きられないとか、一日中身体がだるいとかになります。
そうなると、活動量が減ってしまい、成長ホルモンの代謝も悪くなります。
それで、基礎代謝量が減るので、もちろん消費カロリー量も下がり、食事で摂ったカロリーを消費し切れなくなり、太ってしまうのです。
たった3時間程の睡眠が足りなくなるだけで、身体に与える影響は計り知れないのです。だから、太るのです。
気を付けるべきだと、妙に納得しました。
何時間、寝ればいいの
身体が睡眠時間が足りないと感じ始めるのは、「5時間」だと言われています。
睡眠時間が「5時間」無いと、身体が睡眠不足を感じ始めます。
「5時間」というのは、睡眠が足りないと感じ始めるギリギリの線です。理想の睡眠時間では、ありません。
睡眠時間で最適なのは、「7~8時間」です。
5月26日にも書いた通り、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。
眠りの浅い「レム睡眠」時は、目覚めがスッキリします。「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」は、サイクルが90分でそれを繰り返していると言われているので、90分の倍数の4.5時間、6時間、7.5時間で起きる時間を決めるのがおススメだそうです。
ただし、寝すぎるのも、あまり良くないみたいです。
寝だめは、出来ない説が濃厚です。(本当なのかな)
睡眠が7時間と10時間以上の人では、死亡リスクが1.3倍も違います。
睡眠を取り過ぎても、健康リスクがあり、太りやすくなるようです。
睡眠時間は7~8時間という最高の睡眠時間にしておきましょう。
寝る前に注意することは
食事をしてから、「3時間は寝ない」ようにしましょう
食事をしてから体内で消化が終わるまでには、「3時間」も掛かるそうです。
食べものが胃に入っていると、眠りが浅くなったりします。
特に夜は消化酵素が減るので、食物の吸収したり消化をすることが出来ずに、胃に食物が残ったままで、翌朝胃もたれが起きる可能性があります。
眠る「2時間前」には、ブルーライトを避ける
ブルーライトはPCやスマホなどの画面から出ていて、太陽光線と同じような強い覚醒作用があるそうです。
ブルーライトは、睡眠を促す「メラトニン」ホルモンを減らしてしまいます。
スマホは寝室に持って行かない、眠るギリギリまでスマホの画面を見ないようにしましょう。
眠る前に、考えことをしない
頭の中で考え事を始めると、脳が頑張って動いてる状態です。その結果、眠れなくなってしまいます。
眠りも浅くなってしまう可能性もありますね。
特に、数字は考えない方がいいでしょう。
寝る前に考えても翌日起きてから考えても、ほとんど変わらないので、翌朝に考えるようにしましょう。
まとめ
分かって頂けましたか。
私も結構知らないことでした。
睡眠は、やはり大事ですね。
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