日本プロ野史上で唯一、三冠王を3度達成している落合博満さんは、著書「采配」の中で、プロ野球選手は早く結婚した方が良いと書いてます。
それは、何故でしょうか?
プロ野球選手という職業が不安定だということと、選手の寿命は野球への取り組み方で左右されるからです。
野球だけをやっていれば、他は全て任せれらるという安心感も大事なのかもしれません。
プロの世界は結果が全て
活躍すれば高額年俸や契約も複数年ですが、結果が出なければ平均4~5年でクビです。
高額年俸を得られる選手は、才能があるかないか、努力の量と質の違いではないでしょうか。
才能は、個人の力ではどうにもならないかもしれませんが、大抵小さいころからその才能を見出されて、プロ入りしたはずです。
努力に関しては、選手の意識で変わってきます。
プロの選手に共通しているのは、継続する心と継続する技術が必要ということです。
イチロー選手は、努力の天才です。山本昌選手は、継続する天才です。
そして、意識改革が出来るのに結婚があるのです。
早く結婚している選手
メジャーに挑戦した選手の結婚した年齢を見てみると、確かに早いです。
田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)→22歳
ダルビッシュ有(シカゴ・カブス)→20歳
イチロー(元シアトル・マリナーズ)→25歳
前田健太(ミネソタ・ツインズ)→23歳
岩隈久志(元シアトル・マリナーズ)→21歳
イチローが一番遅くて、25歳です。
日本のプロ野球選手でも、一軍で活躍している選手は20代前半から中盤で結婚している人が多いようです。
早く結婚すると良いのは
野球選手は「野球以外、自分で何も出来ない」人が多いのです。
現役時代は、グラウンド以外のことはほぼ他人任せに出来てしまいます。
移動のチケットは、移動日の前日にマネージャーがロッカーに置いておいてくれる。
宿泊先のホテルに行けば、名前入りの封筒に鍵などが準備されている。
食事も洗濯も球団でやってくれる。
身体が疲れていれば、トレーナーを電話1本で頼める。
でも、寮から出る、試合に出なくなる、など状況が変わると全てを自分でやらないといけなくなるのです。
先を見据えている人は、早く身を固めた方が良いと気づくのだと思います。
ただ、相手がいる(探す)ことが必要ですね。
人気の活躍している選手は、モテるのでしっかり選んで欲しいと思います。
早い結婚でのリスクはあるの
早くに結婚すると、相手に関する情報不足があります。
お互いに相手の性格や家族の問題など、あまりよく知らないうちに一緒になるからです。
結婚してから、性格の不一致や相手の家族との問題などで離婚するケースもあります。
野球選手だけでなく、どんな結婚でもその辺りは出てくることがあるので、仕方ないと思います。
他人同士が一緒に暮らすのですから、お互いが思いやりを持って、きちんと話し合える環境を作っていくと良いと思います。
早く結婚しているので、ダメだったら次へ行きやすいのも、良いと思いましょう。
自分の思い通りの家を建てられるのは、家を3度建ててようやく、という位ですから、結婚の失敗もありだと思います。(笑)
まとめ
プロ野球選手は結婚することにより、一番大事な食生活のことを心配しなくて済みます。
奥さんと色々なことを共有出来るので、精神的にも安らげるのだと思います。
子供でも出来れば、プロ野球選手としての自分を見てもらいたいために、頑張る意欲にもなります。
子供が覚えていてくれる年齢まで、頑張り続けたいと思うのでは、ないでしょうか。
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