離婚や再婚が子供に与える影響のことも考えて

離婚や再婚 人生

離婚も再婚も大きな影響が子供にあります。突然家から父親か母親がいなくなるのです。片方の親だけとの生活になるのです。金銭的にも変わってくると思います。
家が変わったり、学校が変わったり、変化はとても大きく子供の負担は計り知れないこともあります。
子供心にも親を恨む気持ちになるかもしれません。

ある日突然、一緒に住んでいる親から、もしくは離れて暮らしている親から、再婚話があるのです。子供としてはたまったものではありません。
特に、離婚、直ぐに再婚なんて場合はとても大変です。

子供の心にどれだけの影響があるのでしょうか。そして、どんな影響を受けてしまうのでしょうか。子供の心への影響を考えてみましょう。

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離婚する時に子供への影響は、どのようなものでしょう

離婚は、両親ともに影響があります。でも、一番傷つくのは子供だと思います。

精神的が不安定

両親が突然離婚してしまうと、家族はどうなりますか。離れ離れになります。今までの普通だった生活が一変するので、心に受けるダメージはとても大きくなります。

両親からの愛情が大きく影響しているのは、子供の心と体の成長です。
常に「私は愛されている」と思うことが出来れば、愛情を受けて育っているのです。それは、自分に対しての自信にも繋がると思います。さらに両親に感謝や信頼感を持てるなら自尊心が育まれているはずです。

父親か母親のどちらかの親がいなくなると、愛情の不足から「私は愛されていない」と感じてしまうようになります。
愛情の不足は不安へと変わり、それがストレスに変化していく場合もあり、心に傷を作ってしまいます。そのため、人によっては情緒が不安定になることがあります。

コミュニケーション能力

父親か母親のどちらかがいなくなるので、生活費をしっかり稼がないといけなくなるし、家事の両方を1人親でやらないといけなくなります。
そうすると、親はそれまでよりも忙しくなります。子供と話をする時間が少なくなり、仕事で忙しいのと慣れない疲労でストレスもたまると思います。親子のコミュニケーションが中々取れない状態のまま育っていく可能性もあります。

家庭でのコミュニケーションの機会が少ないと、人によってはコミュニケーション能力が成長しにくく、友達がなかなか出来なくて、一人ぼっちになってしまうことがあります。学力の良しあしに、実はコミュニケーション能力が繋がっているようです。

 依存度が高くなる

子供は、親からの愛情が足りてない、充足感を感じないと、誰かから愛情を欲しがるようになります。異常なほど「愛」への執着が強くなるようです。

「愛」への執着は、愛されたい、認めてもらいたいという承認欲求や依存症などに変化していきます。

離婚した親への不信感は、子供を反抗的にしてしまうこともあります。
タバコ、酒や薬物などを始めるのも親への反抗心からですが、そこから次第に依存へと発展してしますことがあります。

再婚はどんな影響が子供にあるのでしょう

再婚はまた別の新しい家族を築くことです。喜ぶ子供と、戸惑う子供の両方がいます。子供は再婚でどんな影響があるのでしょうか。

再婚した親と馴染めない

子供にとって、親が変わるということはストレスです。子供は、どう新しい親と接するべきなのか戸惑ってしまうことも多いようです。

実の親に甘えられても、新しい親にはあまり甘えられない子供多いです。
親が変わることで、生活環境も変化してしまうので、ストレスとなります。

子供は、新しい親への反抗心が強くなることもあります。それは、自分の親が再婚相手に取られた感じがするからです。親が変わると生活が一変するので、子供も大変なのです。

疎外感から感じる孤独

子供の疎外感は、実の親が新しい親と仲良しだと感じます。家に帰っても自分の居場所がないと感じ、孤独の方を強く感じてしまうのです。

新しい親が良い人でも、子供は壁を感じるようです。

再婚相手が子供にとって異性の場合

男と女は違いますし、子供が年頃だともっとです。例えば、子供が娘さんの場合、他人の男性がやってくるのです。その気分はどうでしょう。

女子は父親に反抗する時期もあり、母親の再婚相手の大人の男性が家にやってくるのは、あまり良い気持ちがしないかもしれません。

子供にとって異性の親は、理想の異性になるケースがあります。
理想の異性像は、男子なら母親みたいな人、女子なら父親みたいな人、になりやすいのです。離婚や再婚をして欲しいと思っている子供はあまりいないので、慎重な配慮が必要です。特に再婚は、です。

再婚が良い方向へいくことも

再婚はデメリットだけではないです。時として再婚にはメリットもあります。

愛情が不足していた子供にとっては、「愛してもらえるかもしれない」と新し家族に期待します。子供とは愛情を持って接っしましょう。次第に新しい親に懐いてきます。

最初の内は、親や生活環境が変化するので、子供は戸惑ったり、ストレスを感じると思います。実の親にも新しい親にも反抗的になる時があるかもしれません。しかし、しっかり受け止め、ちゃんと接していけば、少しづつ子供と親子になっていけると思います。

生活環境が変わる時は子供の心に注意が必要

大人の都合で、子供へ大きなストレス与えてのは、離婚や再婚で生活環境が変わることです。
人の心はガラスのようです。もし離婚や再婚をするなら、子供の心に細心の注意が必要です。

離婚の時の心への注意

離婚はたいてい夫婦仲が悪くなって起こります。しょせん夫婦は他人です。仲が悪いなら一緒にいる必要ないですが、子供にとっては血のつながった「親」なのです。

子供の前では、決して相手の悪口を言わないようにしましょう。子供の気持ちを考えて下さい。

子供にとっては良い父親です。そして、良い母親です。
悪口を聞くと「自分の親が否定されている」と感じてしまい、不信感を抱くようになります。子供の前では普通の態度でいて下さい。

また、離婚すると「捨てられてしまう」という孤独、「一人ぼっちになってまう」とという孤独を恐れるようになります。子供には何があっても、愛いっぱいで接っして下さい。

再婚の時の心への注意

再婚する時は、どうしたら良いでしょうか。

再婚すると新しい親との生活が始まっていきます。でも、親だといっても子供にとっては「赤の他人」です。他人との生活や新しい親にとても気を遣います。
安心して暮らしたいけど、気を遣い、緊張感が続きます。

そこで、その気を遣う状況を打破するのには、大人からの声掛けなど歩み寄りが大切になります。最初の内は慣れないので、嫌がられることもあるかもしれませんが、愛情たっぷりに、ゆっくり仲良くなっていきましょう。

また、「再婚相手に実の親を取られた」と思ったりもします。実の親と仲良し度が高いほど、再婚相手への嫉妬心が強く現れる傾向が強いようです。
再婚相手は、子供へ愛情を持って「あなたの親になりたい」と伝え続けると良いと思います。

後は、血のつながりに関係なく、子供同士の区別はしないようにしてください。

そして、必ず子供たちは平等に接しましょう。愛情を同じように注ぎ、比較しないことが大切です。「自分はいらない子だ」と疎外感を抱いたり、孤独になることもあります。

優先順位は、子供が一番に

離婚や再婚は大きな影響を子供に与えます。それは精神的にも肉体的にもです。

きっと離婚や再婚は、子供のためにしたのだと思います。でも、子供がそれを本当に望んでいたのでしょうか、子供にとって良かったことなのでしょうか。

もちろん、色々な理由があって、離婚や再婚をします。
一番に子供のことを考えて、最善だと思うのなら子供にも相談してみると良いと思います。それでも必要なら、最初に子供に話をして、心の準備、気持ちの整理をする時間を作ると良いでしょう。

先にも言いましたが、繊細で感受性が強いのが子供です。子供が心に傷を負わないようにくれぐれも注意してください。

まとめ

夫婦はしょせん赤の他人です。くっついたり離れたりは仕方ないかもしれないですが、子供からしたら親の勝手と思われてしまいます。
子供が受ける心のダメ―ジは大きいです。

両親の離婚は、生活が180度変わることが突然起こるのです。離婚で子供の結婚観への影響が出る可能性があることは分かっておきましょう。

再婚は、知らない他人が一緒に住むことになるので、子供にとって非常に大きな変化です。再婚相手との接し方は、子供のことを考えて、子供が嫌だと思わないように気をつけましょう。押し付けないことが大事です。

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