初詣の参拝の仕方は?お賽銭を入れるタイミングは?

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2020年も1か月弱で終わります。2021年になれば初詣へ行く人も多いと思います。
今年は、コロナの影響で人出が多い所へは、行かないようにという配慮もありますが、初詣へ全く行かないというのも、良くないような、寂しいような、そんな気分になりますね。

正しい参拝の仕方は、どうやるのでしょう。
見よう見真似で、何となくやっていたりしませんか?
お賽銭や鈴のタイミング、お守りの処分の仕方など、調べてみました。

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初詣とは

新しい年になって初めて神社や寺院へお参りをすることです。
一年間の感謝を伝え、新年の無事をお祈りする行事です。

初詣の参拝者数は、毎年のようにトップなのが明治神宮です。
2020年に鎮座100年の節目を迎えました。
次が成田山新勝寺、川崎大師と続きます。

初詣の参拝の仕方

折角、初詣に行くなら、しっかりとお参りしたいですね。
神様に失礼にならないように、正しい初詣の仕方を知っておきたいですね。

鳥居をくぐる

神社へ行くと、鳥居があります。
鳥居は、人間のいる俗界と神様の域とを区画する一種の門です。

では何故、鳥居をくぐるのでしょうか?

鳥居をくぐる⇒穢れを祓う

神様の域へ入らせて頂くので、清める意味でくぐります。

鳥居のくぐり方

鳥居の前で軽く一礼します。
鳥居の左端を通る時は左足から踏み出します。右端を通る時は右足から踏み出します。

もしも初詣で大勢人がいる場合は、「進左退右(しんさたいう)」という神社神道における祭式作法を覚えておきましょう。
参道の真ん中は、正中と言って神様の通り道ですので、端を歩きます。
人が大勢いて、正中を歩かざる負えない時は、「進左退右」で左足から歩き出します。

玉砂利が敷かれている参道がありますが、混雑時はその上を歩いても構いません。
玉砂利は穢れを祓う力があると言われているので、玉砂利の上を歩いて身を清めることが出来ます。

手水の作法

神様にお参りする前に身を清めるために手水があります。
正しい手水の作法は、

1、右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手を清める
2、柄杓を持ち換えて、右手を清める
3、再度柄杓を持ち換えて、左手で水を受けて口を漱ぐ
4、左手を再度清める
5、柄杓を立てて残った水を流して柄杓の柄を清める

です。1杯分の水で手と口を清めます。

参拝の仕方

お賽銭箱の前に立ってお参りします。
賽銭箱はほとんどの所で、本殿の真正面、中心に置かれているので、参拝の場所として適しています。

手順は、まずお賽銭をお賽銭箱へ入れます。
投げ入れることのないようにしましょう。神様への真心の印です。
その後、鈴を鳴らします

次に拝礼です。二拝二拍手一拝です。
神様にお辞儀を2回、その次に手を2回打ちます。
両手を合わせてお詣りして、最後にお辞儀を1回します。

二礼二拍手一礼が一般的かもしれませんが、二拝二拍手一拝は最敬礼になります。
お辞儀の角度ですが、「礼」は45度位で、「拝」は90度と拝がより丁寧なのが分かります。

お守りの処分の仕方

初詣に行くと、新しいお守りが欲しくなったりしますね。
今まで持っていたものをどう処分したら良いのか、困ります。
ゴミ箱に捨てるのは、罰が当たりそうな気がするので、悩みます。

お守りには、そもそも有効期限はないので、ずっと持っていても良いそうです。
処分する時は、お守りを頂いた神社や寺院へ返します。

違う神社で頂いたお守りは、どうしたら良いか悩みます。
そういうお守りも別の神社で処分しても良いそうです。
但し、神社で頂いたお守りは神社へ、寺院で頂いたお守りは寺院へ納めましょう。

まとめ

来月は、来年です。
初詣をする人も多くいると思います。

最低限知っていると、安心して初詣でお詣り出来ます。
鳥居の前で一礼して、参道は端を歩き、手水、お賽銭、鈴、お詣りの順に神様にお礼と感謝を伝えられると、神様も喜んで下さりそうです。

気持ちの良い年明けになりますように。

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