【蒸し暑い夏の前に 40代 お酢が夏バテに効く】

酢 夏バテ ライフスタイル

全国的に、梅雨入りです。(すでに梅雨明けした沖縄が羨ましい)
梅雨が明けると、いよいよ夏がやってきます。

夏バテ対策を今から準備していたら良いと思いませんか。
コロナ関係で、病院へ行きたくない、と思ってる人も多いと思います。熱中症や夏バテなどを予防出来たら嬉しいですね。
そんな時に、『お酢』が良いらしいよ、と言われたんです。

本当に「お酢が夏バテに効くの」でしょうか。

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「お酢」って、そもそもなに

「お酢」とは、3~5%の「酢酸(さくさん)」を含んだ、酸味のある調味料のことを指します。
「酢酸」は、有機酸の一つで、お酢の酸味と刺激臭がある無色の液体です。

[お酢の作られ方]

白米または玄米などの原材料を蒸します。その後、冷ましてから麹菌と水を入れてアルコール発酵させます。
そこに酢酸を作り出す酢酸菌を加えて、酢酸発酵をします。
これらの作業と熟成期間を経て「お酢」が作られます。

数か月ものから、長いものだと数年間の熟成期間寝かせます。
「お酢」を長く寝かせると濃厚で、お酒のような芳醇な味わいになっていくそうです。

バルサミコ酢などの「果実酢」を見ると、この傾向が特に顕著です。熟成に20年以上掛けているものもあります。そういうものは、まるでワインのように高価で貴重な価値で取引されています。

「お酢」もワインのように扱われることがあるんですね。

「お酢」の健康効果・効能

[疲労回復効果]

お酢の成分である「アミノ酸」や「クエン酸」の働きで、疲労回復を早めてくれる効果があります。
運動の後や忙しい仕事の後に、素早く疲労回復させるために上手にお酢を取り入れていきましょう。

これは「夏バテ」にも、良さそうです。

[ダイエット効果]

お酢の成分の「酢酸」「クエン酸」「アミノ酸」がダイエット効果と関係しているようです。

「酢酸」には、脂肪をつきにくくしてくれる効果があるようです。
「クエン酸」は体内の脂肪をエネルギーに変えるので、脂肪を消費してくれます。「アミノ酸」で脂肪の燃焼を促してくれることが期待されます。

脂肪燃焼を狙うなら、お酢をとるタイミングが大事です。運動する30分~1時間前が最も効率が良いようです。

[血糖値の上昇を抑える]

血糖値は、食事をすると上がります。血糖値が急激に上昇するのを押される効果が「お酢」にあるようです。
「酢たまねぎ」を知ってますか。「糖尿病の薬を断薬」が出来たのは、毎日「酢たまねぎ」を摂ったから、という症例もあります。
化学的に研究されていることなので、周りにもし、血糖値に悩んでいる方がいるなら試してみる価値があるおススメ調味料です。

[抗菌作用]

知恵袋としては、食べ物を腐りにくくする効果が「お酢」にあります。

「細菌が繁殖するのを抑える効果」は、科学的に検証済みです。
大腸菌やサルモネラ菌等の人間の体に害がある菌に関しての効果が実証されています。
身近なところだと、お寿司の酢飯や魚をお酢で〆たりして使ってますね。

[腸内環境を整える]

「腸内環境を整える作用」がお酢の成分の「酢酸」にあります。腸内の悪玉菌の増殖を抑えてくれるそうです。

原液だけではなく、「お酢」を薄めたものでも、この効果があるそうです。
便通も良くなるので、「便秘対策」にも使えます。

効果や効能がたくさん期待できそうです。
特に40代以上の人には、おススメです。

「お酢」は、摂りすぎても大丈夫

「お酢」の摂り方は、少しだけ注意しましょう。

酢酸(さくさん)という有機酸成分がお酢に含まれています。
「酸」なので「モノを溶かす」力が多少あります。

歯の表面は、エナメル質です。酸は、歯のエナメル質のミネラルを溶かす可能性があります。そうなると、「脱灰(だっかい)」という状態になります。
それは、「虫歯」や「知覚過敏」の原因になったり、「口腔内トラブル」の原因になることもあります。

また、胃腸が弱い人も気をつけましょう。
胃腸を刺激したり、荒らしたり、「胃痛」の原因が酸(酢酸成分)になることもあるようです。

どうしたら、トラブルを避けられる

出来るだけトラブルを避けて、健康的に酢の効果を得たいときは、どうしたら良いのでしょうか。
「お酢」を「原液では飲まない」ようにする、ことが大切のようです。

あくまでも、「お酢」は調味料です。
調味料をそのまま飲むことは、他のものではほとんどやりません。
身体に優しく取り入れるのには、「お料理に使ったり」「炭酸やお水で割ったり」すると良いですよ。

お酢を使ったお料理を食べると、「お酢」の酢酸成分を唾液が中和してくれるそうです。
料理を美味しく食べられて、その上身体への効果のある「お酢」を取れるので、効率的ですね。

「お酢ドリンク」は、「お酢」の成分をそのままとるのに適しています。
酢酸成分が直接体に入るので、「飲んだ後に、うがいをする」ことで緩和されます。
「うがい」で口の中に残った酢酸成分を流し、酢酸から歯のエナメル質を守っていきましょう。

まとめ

「お酢」には、たくさんの効果・効能がありますね!

摂り方だけ注意すれば、万能薬⁈みたいなものに思えます。

酸っぱいのが苦手な人には、「酢酸」入ってない「もろみ酢」や「梅酢」などを使ってみて下さい。
他にも、いろいろな「お酢」の種類があります。

例)
「黒酢」=発酵の時には、大きい黒い陶器(カメ)を用いる 長年発酵・熟成する

「柿酢」=黒酢の約3倍ものカリウムを含んでいる・非常に栄養価が高い

「米酢」=味わいはまろやかで、お米の甘みと旨み・風味が生きています

「リンゴ酢」=一般的なお酢に比べると、酢酸成分が少なく、飲みやすい

「バルサミコ酢」=芳醇で香り豊かな、味わいが特徴

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