初代ジェームス・ボンド役 ショーン・コネリーさん死去

芸能

人気スパイ映画「007」シリーズの初代ジェームス・ボンド役の俳優ショーン・コネリーさんが滞在先の大西洋のバハマ島で亡くなりました。90歳でした。
数々の映画やドラマに出演して、存在感のある役柄を演じてきました。
彼について、まとめておきます。

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ショーン・コネリーさんの生い立ち

1930年8月25日にスコットランドのエディンバラで生まれた。
身長188㎝
牛乳配達を始め、イギリス海軍、父と同じ職業であるトラック運転手、美術モデル、ライフガードなど色々な仕事をしていた。
1953年にミスター・ユニバース・コンテストの重量挙げ部門で3位に入賞。
その後1954年からテレビなどに出演するようになりました。

ショーン・コネリーさんは、1950年代にスコットランドのセミプロチームのボニーリッグ・ローズ・アスレチックFCでサッカー選手でした。
マンチェスター・ユナイテッドの当時の監督さんの目に留まり、プロへの道へ誘われたそうです。
インタビューでコネリーさんは「サッカーを愛していたので、本当はオファーを受けたかった。でも、既に23歳だった僕は、あきらめた。理由は、トップクラスの選手でも30歳を過ぎると下り坂に入るから」と語っていました。

コネリーさんの出演作品

「007」シリーズは計7作品に出演していて、『アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100』の第3位に選ばれています。

「007 ドクター・ノオ」
「007 ロシアより愛をこめて」
「007 ゴールドフィンガー」
「007 サンダーボール作戦」
「007は二度死ぬ」
「素晴らしき男」
「オリエント急行殺人事件」
「風とライオン」
「いとしき暗殺者」
「ネバーセイ・ネバーアゲイン」
「アンタッチャブル」
「インディージョーンズ/最後の聖戦」
「レッド・オクトーバーを追え」
「ロビン・フッド」
「ライジング・サン」
「グッドマン・イン・アフリカ」
「ザ・ロック」
「アベンジャーズ」

賞賛される演技

アカデミー助演男優賞(1987年「アンタッチャブル」)
ゴールデングローブ賞 助演男優賞(同上)
トニー賞 演劇作品賞
生涯功労賞(2006年アメリカ映画協会)
ナイトの称号(2000年イギリスのエリザベス女王より)

生涯功労賞を受賞して、引退を宣言しています。
その後もオファーは、いくつもあったようですが、全て断っていて、実現しませんでした。

私生活

コネリーさんは、1962年に女優ダイアン・シレントさんと結婚して、息子が一人います。ジェイソン・コネリーさんです。
1973年に離婚。その後、1975年にフランス人アーティストと再婚しています。

コネリーさんは、スコットランドなまりが強く、アクセントの矯正は一切しませんでした。
彼の個性でもあったのかもしれません。

何故、早々に引退してしまったのかと言うと、わき役や年老いた役は演じたいと思わないからだと、友人であるマイケル・ケインさんが話していたそうです。

まとめ

ショーン・コネリーさんは、自分の哲学があり、その信念を貫き通したと言っても過言ではありません。
素晴らしい俳優さんでした。たくさんの共演者さん、役者さんたちが追悼の意を表していることからも分かることでしょう。
私が特に好きだったのは、インディージョーンズのヘンリージョーンズ博士のお茶目で可愛らしい、でも存在感のある役です。

私としては、コネリーさんの名わき役ぶりや年老いた役なども見たかったので、とても残念です。
でも、役者さんというお仕事は、きっと大変だったのかもしれません。
お冥福をお祈りします。

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