ダウンジャケットは、クリーニングに出してますか?
ダウンジャケットは、ほとんどのものが自宅で洗えます。
ダウンジャケットを自宅で簡単に洗う方法をお伝えします。
ダウンジャケットとは?
ダウンジャケットとは、中身が「ダウン」が入っているので、ダウンジャケットと言います。
「ダウン」は、水鳥の胸の羽で、たんぽぽの綿毛のような丸い感じの形状のものです。
水鳥は、雨に濡れることはありませんか?
そんなことはないですよね。
雨に濡れたり、池や湖などで浮かんだり、水に濡れることもあります。
ということは、水に濡れても大丈夫だということです。
だったら、わざわざクリーニングに出すよりも、キレイに洗える水洗いがベターだということが理解出来ますね。
「ダウン」の他にも、「フェザー」という中心に硬い軸のある羽根も入っているものもあります。
どちらにしても、鳥の羽なので、水に濡れることには慣れています。
ダウンジャケットの選択
ダウンジャケットを自宅で洗うのなら、外側の素材選びが大事です。
皮やフェイクレザー、ウールなどの素材を使っているダウンジャケットは、おしゃれかもしれませんが、自宅で洗濯したいのであれば、避けましょう。
こういうダウンジャケットは、プロにお任せしないといけなくなります。
ナイロン素材のものであれば、自宅で洗濯出来るので、いつでもきれいな状態で着ることが出来ます。
値段の高いダウンジャケットほど、長く丁寧に着たいと思うので、是非外側の素材に注意して購入してください。
ダウンジャケットを自宅で洗う
①タグの確認をします。
大抵のものは、内側の左下にタグが付いているので、必ず確認しましょう。
②汚れの確認
ダウンジャケットも汚れやすい部分は、ジャケットやコートと同じで、襟(えり)・袖口(そでぐち)・裾(すそ)・ファスナーやボタンのところ・ポケットの入り口部分です。
下洗いとして、豚毛などのブラシで、襟・袖口・裾・ファスナーやボタンのところ・ポケットの入り口部分を洗います。
洗剤を付けて、水をたっぷりとかけて、ブラシで優しく洗います。
液体のおしゃれ着洗いようの洗剤を使います。
③洗濯する
ファスナーやボタンをしっかりと閉めておきます。
洗濯槽にダウンジャケットがすっぽり入る量の水を入れておきます。
液体のおしゃれ着洗いの洗剤を入れます。
その中に②で部分洗いをしたダウンジャケットを押し入れます。
ダウンは軽いので、水に浮きやすいです。
手でグーっと洗濯水の中に押し込みます。
前後左右に揺り動かして、ダウンジャケットを洗います。
何度か繰り返すと、洗濯水が黒くなったり、茶色っぽくなります。
汚れが出てきました。
④脱水
洗濯機の中なので、そのまま蓋をして、一番少ない時間の脱水をします。
(10秒くらいで止めて下さい)
脱水次第で、外側の素材がしわになりにくくなりますので、脱水はゆっくりと回り始めてから高速状態になってから、6秒くらいで止めるのがベストです。
⑤すすぎ
洗濯の時と同じように、水をダウンジャケットがすっぽり入る量をためます。
洗濯と同じように、前後左右にゆすりながらすすぎをします。
同じように茶色っぽい水になるようなら、④の脱水をして、もう一度水を入れ替えてすすぎをします。
⑥仕上げ
すすぎをして水が透明のままになったら、最後の脱水も高速になってから6秒ほどで止めます。
ダウンジャケットを取り出して、ハンガーにかけて干します。
干したら、ダウンがフンワリと膨らむように、ダウンジャケットを振ります。
軽く乾いたら(2~3時間)、またダウンジャケットを振って中のダウンが広がるように振ります。
これを2~3回ほど繰り返すと、ダウンがフンワリと膨らみ、キレイに仕上がります。
まとめ
ダウンジャケットは、自宅で洗うとフンワリと軽く仕上がります。
中身のダウンがやはり汗などを含んでしまうので、水洗いをしてあげることで、最初のフンワリ感が蘇ってきます。
時間があって、天気の良い日なら簡単に洗えます。
是非、試してみて下さい。
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