自粛を楽しんでますか?

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主婦のストレスと新型コロナ

主婦のストレスは、少ないのか。全く、そんなことはありません。調べてみると、外で働く主婦と専業主婦とのストレスの差はありません。
「毎日家にいるし、ストレスがなくていいな。」と外で働く夫が奥さんに言うのは、大きな誤解です。

外で働く主婦には、仕事場でのストレスと主婦のストレスの両方があります。

専業主婦の方が育児ストレスに関しては、外で仕事をしている人よりも大きいようです。(そうだ、そうだ!と声が聞こえてきそうです)

こんな日常の中で、新型コロナです。コロナ禍では、主婦には色々なストレスが与えられてしまいます。

買い物のストレス、自分と家族の病気感染への不安ストレス、収入が減るかもしれないストレス。

マスクから始まって、消毒液にトイレットペーパーや食料品まで、品薄や欠品商品が入れ替わり立ち代わりです。卵、納豆、ホットケーキミックス、小麦、、、一体何を購入しておけば良いの?と、心配になってしまいます。

ドラッグストアやスーパーでも何となくピリピリしています。
並んでいる人との距離が近い、お一人様1点と張り紙しているのに、たくさん買おうとしてお客さんとも店員さんともトラブルになったり、汚い手袋でお釣りを渡すな、間隔をあけて並んでいたら割り込まれた、などなど、気持ちに余裕がない人も多くなって、買い物に行くのが怖いと言う人もいます。

パートの仕事がなくなった主婦、リモートワークのお母さんもいます。同じようにリモートワークになった夫も在宅、子供も休校で、平日なのに、家族みんなが家にいます。

普段の時でも、24時間365日家事をやっているのに、家族全員が家にいるので、主婦の仕事は増えてしまっています。

主婦の嘆きと家事

ネット上には主婦の嘆き、悲鳴が次々です。

「こんな世界中が大変な中、とても言いづらいのですが、家族全員分のご飯をつくって、家族全員分の食器を洗う、これが1日3回も繰り返される事に私は限界がきている」

主婦が食事の支度をするのは当たり前だ、と言う人もいますが、そんなことないですね。食事の支度は、夫でも、子供たちでもやれることです。

子供のお弁当を作っていた時もあったかもしれませんが、朝晩のご飯だけを作る生活に慣れていたところに、コロナのせいで(笑)家族全員分の3度の食事の支度、片付けをすることになったのです。ストレス大です。
献立を考えたり、洗い物の回数も増え、とても大変です。

コロナだけでなく、主婦のストレスには、家事が増えたストレスもあります。

夫がリモートワークになり、一日中家にいることもストレスの原因です。都市部では、夫の専用の部屋を確保することも大変なので、多くの人は仕事をリビングでしていると思います。リビングでゆっくりしていた主婦にとっては、コロナのせいでストレスの場になった、なんて状態の家もあると思います。

コロナが流行る前から、「主人在宅ストレス症候群」という言葉があるようです。もしかしたら、コロナ離婚が増えてしまうかもしれませんね。

夫がリモートワークになったため、背景に映り込む生活感を気にして、片付けて綺麗にしろ、と言われている人もいるようです。それぐらいは、ご自分でやるべきですね。
夫のオンラインでの飲み会の準備などまでさせられて、大変だと言う主婦もいます。

リビングなどで仕事をしている夫から、「仕事中だから」子供を静かにさせろ、と言われる人もいます。男性によっては、「仕事」と言えば、なんでも許されると思っている人もいます。

お母さんは、子供たちの面倒も見ますよね。遊ばせる場所のない家の中で、静かにしないといけないし、外に連れていくことも出来ないし、大変です。

大勢の人が自分の時間が全くなくなったと言います。家事も他のことも、いつもの自分のペースで出来ないことが、ストレスになりやすいです。

親がイラっとした時に落ち着く方法、子供のストレスをためない方法をご紹介します。子供にストレートにイラっとした気持ちをぶつけないように、手を挙げたりしないように、

親自身のイライラに対処する方法

・子どもの安全を確認して、一旦その場から物理的に子どもとの距離を置いてみる。
・深呼吸して気持ちを落ち着ける。ゆっくり5秒数える。
・窓を開けて風にあたって気分転換をする。
・自分の好きな食べ物や飲み物をとることで気持ちを和らげる。
・相談出来る機関に相談。電話やメールなどで誰かと話をする。
・自分がリラックスできることをする。
(音楽を聴く、好きな香りを楽しむ等)

子どもの不安やストレスをためないために大切なこと

・子どもの生活リズムを整える。
(園や学校に行く、いつも通りの時間に起きる、夜遅くまで起きてない等)
・子どものストレスを伴う心理的な反応に気をつける。
(甘えてくる、怒りっぽくなる等、子どもの話に耳を傾けたり、子どもの気持ちを代弁し共感する等)
・子どもの出来ていることを伝わるようにホメる。 

時には、家のことから一切離れて、自分だけの大好きな時間を作るようにしましょう。コロナに感染するよりも、ストレスで精神的に病んでしまう可能性の方が高いかもしれません。

我慢はよくありません。
みんなそれぞれ存在だけで素晴らしいのです。

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