日本円は、毎日のように使っているのに知らないことがいっぱい。
学校でも教えてくれないお金の話。
全く同じ番号のお札は、偽札だったりするの?
お札の番号
お札の左上と右下にアルファベットと数字の組み合わせが印字されています。
これを記番号と言います。
これは、簡単に言えば背番号のようなもので、各紙幣(¥1000、¥2000、¥5000、¥10000)には全て違う記番号が印字されています。
では、毎年沢山の紙幣が印刷されますが、同じ番号にならないのでしょうか?
心配になりますよね。
でも、大丈夫そうなんです。
ちなみに何通り位あると思いますか?
アルファベットは、「1」「0」が「I」「O]と紛らわしいので使わず、それ以外の24文字を使います。
数字は「000001」~「900000」を使います。
組み合わせの仕方は、「アルファベット1文字+数字6桁+アルファベット1文字」を使い始め、使い終わったら「アルファベット2文字+数字6桁+アルファベット1文字」を使います。
なので、計算すると、なんと【129億6000万通り】もあるのです。
そして、もし129億6000万通りを使い切ってしまっても、インキを変えてまた初めからスタートするのです。
どんだけ、凄いのでしょう。
ホログラム
ホログラムとは、お札の左下にあるキラキラしているところです。
これは、何のためにあるのでしょうか?
実は、現在は四角いホログラムになっているのです。
それは、目の不自由な人が触ってお札の種類を分かりやすくしてあるそうです。
目が自由な人は、お札の数字を見て判断できますが、目の不自由な人でも識別できるって便利ですね。
これは、嘘か本当か?は分かりませんが、大量にホログラムが集まるとGPSで判断できるらしいです。
もし本当なら、凄い技術ですよね。
お札は何色使われている?
お札は、カラフルになってきている気がします。
それは、何ででしょうか?
実は、偽造しにくいように(カラーコピーなどで偽札を作れないように)、沢山の色を使っているようです。
その数20種以上だそうです。
1万円札で、表14種・裏7種、5千円札は表14種・裏7種、千円札は表13種・裏7種、二千円札は表15種・裏7種となっています。
カラフルと言っても、コピーしにくい難しい色合いを使っているそうです。
まとめ
お札の番号、色、ホログラムなどお札には、様々な工夫がされています。
ただの紙をお札として、価値を付けているわけですから、偽造防止はもちろんですが、価値を損なわないような最新技術をふんだんに入れ込んでますね。
次からお札を使うときに、ちょっと眺めてみて「へぇ~」「ふぅ~ん」と思ってもらえたら嬉しいです。
是非、「いってらっしゃい。お友達を連れて帰ってきてね」なんて声を掛けてから、支払いに使うとすぐに戻ってきてくれるかもしれませんよ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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