私が第一子を産んだ時、母子別室の病院だったので、のんびり出来ました。万が一、呼ばれても寝てるから、しんどいから、の理由でも逃れられた。母子同室の病院もあるけど、せめて入院中だけは体を休めることを最優先した方が良い、と私は思っている。
初めてのことは何でも大変ですが、子育ては特に非常に大変です。分からないことばかりだから、余計です。育児書なんて読んでる暇もなく、泣く。泣く。泣く。
泣いたら、オムツ換えかおっぱいだと覚えた。オムツは、紙おむつにしていたので、捨ててしまえば終わりだったので、楽でした。経皮吸収の怖さを知っている今なら、迷わず布を選択していたと思う。当時の私は、知らなくて良かった。
第一子は、母乳を飲ませてゲップをすると、必ずビューと吐いていた。飲みすぎだったのかもしれないが、飲むので仕方ない、出るので仕方なかった。何回か洗濯物を増やしたが、慣れてきてからは、タオルを肩にかけてからゲップをさせていた。着替えの回数が減って、少しだけ楽になった。
夜泣きは超大変 夜中に泣くから寝れないし 三重苦
一番の問題は「夜泣き」だった。夜泣きが始まってから、私のストレスはMAXになった。夜泣きが始まると、３～４時間泣き続けるんです。何をしても泣き止まず、私の方が泣きたくなってしまった。子供を布団に放り投げたこともあったようだ。（私の記憶はない）今でもその時の気持ちがわかる。バレたら虐待だった。汗
夜泣きは４～５か月位も続いた。今で言う産後鬱だったと思う。毎晩寝るのが怖かった。しっかり寝るのが好きで、安眠を妨害されることが苦手な私にとって、夜泣きは地獄でした。子供のころに親戚の家に泊まりに行って、叔父のイビキで寝られなくなって、泣き出したこともあったほどだ。
後から聞いた話だけど、ドライブで夜泣きが止まる方法。ドライブで北海道を4～5時間走ったそうです。当時は車が無かったので出来なかったが、知っていたら絶対にやっていた。
親が望むのは 子供の笑顔だけではない
そんな私が子供に望むのは、「早く大きくなあれ」でした。
ほぼほぼワンオペ育児なので、「早く腰が据わって欲しい」腰が据われば座らせられる。次は「早く立って欲しい」。そして、「早く歩いて欲しい」と、ひたすら早く成長してくれることを願っていました。
今振り返ると、その瞬間をもっと楽しんでおけば良かったと思います。でも、渦中にいた時は、そんな余裕はありませんでした。
だから、孫の面倒を見るのは余裕があるのかもしれない、と思う。
お子さんがティッシュペーパーを箱から1枚ずつ出していたら、皆さんはどうしますか。箱ティッシュを取り上げますか？
当時の私は、取り上げました。経験、体験、そして子供の興味の芽を摘んでしまいました。先輩ママ達にこの話をしたら、ほとんど同じように取り上げるという答えでした。でも先輩ママの一人は、「一緒にティッシュを箱から出すよ」と、言うんです。私は、「一緒にティッシュを箱から出すんですか」と驚いて聞き返しました。
「そうだよ」と。頭を何かで殴られた感じです。「子供は楽しいからやっている、それがどんだけ楽しいのか、私もやってみたかったの」って言いました。「その後どうしたんですか」と聞いたら、ティッシュを一緒に畳んだそうです。これまた、頭が真っ白です。
やってみたいことをとにかくやらせてみる。できれば一緒に。子供は満足するから、機嫌が良い。多少の罪悪感があるからか、片付けも一緒にやる、そうです。
なるほどです。実際渦中にいたら、本当にそれを出来るかは、どちらでもいいんです。でも、そんなことをやる親がいるんだ、と思うだけで和みます。
あーやられた、片付け大変、と思うのと、あー楽しかった、と思うのとは、大きく違います。大人は、常識で生きてるんだなと思います。私は、子育てを自分のスケジュール通りに運ばせたいタイプだったな、とちょっと反省してます。
今なら出来るのにな、と思っていますが、もう一度戻ってやり直したいか、という気もないし、本当に出来るかどうかも分からないので、その時その時を一生懸命に生きていたら、子供が成長していきます。病気でない限り、オムツを一生つけてる人もいないし、夜泣きを一生する人もいません。通り過ぎてしまえば、大したことではなかったと思えること、っていっぱいあります。
でも、逆にそんな経験があったらこそ、笑い話に変えられるようになるんだと思います。先輩ママさんは、笑える話、困った話などいっぱいあります。みんなそれぞれ経験してきたのです。悩んだ時は、相談してみましょう。
相談する人がいなければ、紙に書き出す、人に話してみる、などで自分を客観的にみることで、冷静になれると思います。悩むけど、悩まないでください。
そのままのあなたでOKです。神様は見捨てません。自分が見ている現実は、自分が創りあげています。もっと、肩の力を抜いて子育てをしてみましょう。もっと、周りを巻き込んでしまいましょう。素晴らしいあなたに乾杯
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