高梨沙羅選手がW杯で優勝して、本当に嬉しいです。
オリンピックの失格から前週のW杯は出場しなかったが、やっぱり「ジャンプが好き」
という高梨選手が笑顔と共に戻ってきた。
オリンピックの失格
オリンピックで優勝したかった高梨沙羅選手。
オリンピックでの失格は、さぞ辛かっただろう。
スキーのジャンプ競技は、ルールが変更されてきた。
スキーの長さやスーツの大きさの変更などだ。
時代とともに技術が上がり、空気抵抗なども科学的に計算されることにより、
より遠くへと人間の限界へと練習が続いている。
各選手は優勝するために、体の大きさなどでも多少のハンデがある競技だから、風の抵抗を考えて試行錯誤をしている。
そのせいで、規定ギリギリのスキーやスーツを着る選手が多い。
そのスーツは、スタッフが点検して用意したものを着るので、実はコーチやスタッフの責任のようです。
しかし、失格となるのは選手本人なので、誹謗中傷を受けるのは選手です。
「優勝」の二文字のために、選手がみなピリピリしている感じがしてきますね。
実際には、本人が再度チェックする必要があるのか?
非常に難しい問題です。
選手本人がチェックすることになると、競技への集中以外にも気にしないといけなくなるので、競技への集中が大変になりそうです。
自分が選手だとしたら、コーチやスタッフを信頼していると思うので、わざわざ再度チェックするでしょうか?
皆さんなら、どうですか?
私なら、信頼しているコーチやスタッフがチェックしてくれているのに、自分でチェックしないと思います。
自分でもチェックが必要なら、コーチやスタッフを信頼していないことになるからです。
なので、オリンピックの失格は高梨沙羅選手だけの問題ではないということになります。
W杯優勝
オリンピックの失格を経験してのW杯優勝は、格別だったことだろう。
高梨沙羅選手曰く「自分は飽き性」だという。ようは、「同じことをし続けるのが苦手」とのこと。
でも、「ジャンプだけは、自分に合っている」から続けられると話している。
高梨沙羅選手は、ジャンプが好きで好きでたまらないから、W杯に戻ってきたのだ。
誰もが好きをやっている時は、楽しくて仕方ない。
だから、うまくいくのだ。
何度も優勝を経験している高梨沙羅選手は、本当にジャンプが大好きなのでしょうね。
また高梨沙羅選手は、責任感も強いので、「やめて責任を取ろうと思っていた」とも語っています。
でも、それは違ったと考え直したようだ。
ジャンプが大好きを高梨沙羅選手は素直に行動に移しただけなのですが、それがとても素晴らしいと思います。
高梨沙羅選手の気持ち
優勝を狙っていた北京オリンピックの失格は、凄まじいダメージだったと思う。
非難も並大抵のものではなかっただろうし、とてもつらい思いをしたと思う。
もしかしたら、それで引退になってしまっていたかもしれない。
でも、高梨沙羅選手は戻ってきた。
引退したらしたで、色々言われるだろうし、戻ってきたらきたで色々言う人はいるだろう。
優勝が当たり前になっている、勝つことを求められている選手たちは、本当に厳しい精神状態でいるのかもしれない。
何をしても色々と言われるなら好きなことをして、楽しんでいた方が良い。
結果はどうあれ、でも結果を出せる高梨沙羅選手は、化け物だ。
メンタルの強さは、トップアスリートには必要不可欠。
どんな状況でも勝つ、勝てる気持ちを持てる強さがある高梨沙羅選手はまだまだ活躍して欲しい。
まとめ
高梨沙羅選手は、この経験を生かして、好きを楽しんでほしいと思います。
まだまだたくさん、表彰台に立って欲しいですね。
沢山の方が応援メッセージを送って、励まされたことも大きいですね。
ファンの応援が大きな力へとなりますから。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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