【冬季オリンピック】世界の人気 アルペンスキーについて

アルペンスキー スポーツ

日本では、あまり馴染みがないかもしれないが、折角今2022冬季オリンピックが開催されているので、アルペンスキーについて調べてみました。
この後、アルペンスキーを見る前に予習として見てもらえたら嬉しいです。

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アルペンスキー

アルペンスキーと一口に言うが、種目はいくつかに分かれている。

雪山の傾斜を使って作られたコースを滑り下りて、タイムを競う競技になる。

コース上には、旗門があって、その旗門を正確に通過するという決まりがあるのだ。

種目は4つで、
滑降(ダウンヒル)
スーパー大回転(スーパーG)
大回転(ジャイアントスラローム)
回転(スラローム)

です。

滑降とスーパー大回転はスピード系で、大回転と回転は技術系と呼ばれている。

そして、種目をいくつか組み合わせて、複合という争い方もある。

滑降(ダウンヒル)

スピード系のアルペンの花形のダウンヒル。
滑降というよりもダウンヒルの方が格好が良い。

ダウンヒルは、コースが最も長くて、ターン弧の設定が大きくなっている。

時速的には、140㎞/hを超えるので、高速道路を走る車よりも速く、人が体だけで体感する最速に近い感じだ。ほかにも色々あると思いけど。

男子は標高差が800m以上で、女子でも標高差500m以上のコースを一気に滑る。
スカイツリーの高さが634mだから、男子はスカイツリーの高さ以上を落ちることになる。

その上、20~30メートルを超えるジャンプをすることもあるので、クラッシュ一つで命の危機に繋がる可能性まであるのだ。
かなり怖いスポーツだと思う。

ダウンヒルは、安全のために原則「コースの下見」「公式練習3日間」の二つは義務付けられている。
空気抵抗はタイムに関わるとあってか、最大限空気抵抗を減らすためにウエアやブーツに工夫をしているようだ。

この辺りも見どころかもしれない。

スーパー大回転(スーパーG)

スーパー大回転は、オリンピックの中では比較的新しい種目で、1988年のカルガリー大会から採用された。

スーパー大回転は、スピードと大回転のターンの技術との2つが求められるので、かなりタフだ。

100㎞/hを超える最高時速の中での高速ターンの技術が必要となる。
車で考えれば、100㎞/hで走っている時に高速ターンをするのだから、体にかかる遠心力はかなりのものになるのは想像出来そうだ。

高速ターンの時の体には、大回転以上の遠心力が掛かると言われている。ヤバい。

標高差は、ダウンヒルまではいかないが、男子で500~650m・女子で400~600mという競技規則がある。東京タワーの高さが333mだから、それ以上を落ちて滑るということだ。

大回転(ジャイアントスラローム)

大回転は、技術系の種目。
オリンピックでは、1952年のオスロ大会から採用された。

旗門の設定が異なる2本のコースを滑って、その合計のタイムで順位を決める競技。

ワールドカップでは、300m以上の標高差のコースと決められていて、回転よりも長い。
そして、旗門と旗門の間の距離は10m以上で、旗門の幅は4~8目と設定されている。

また、旗門の数は、標高差の12~15%と決められている。

大回転を制するには、斜面の変化に対応し、適切なラインを見極める戦略、そしてターンの際のロスの少なさとその技術が求められる。

回転(スラローム)

技術の中でも細かいターンの技術が求められる回転。

男子は、標高差が180~220m、旗門の数は60~70が標準だ。
女子は、標高差が140~220m、旗門の数は標高差の30~35%なので、50~70位と男子とほぼ同じ。

タイムを縮めるために、コースの内側ギリギリを攻めながら滑る。
そのため、ポールをなぎ倒して直線的に滑ることになる。

顔の保護、ヘルメット、腕や脚にプロテクターなどを装備する選手が多い。

日本選手では、50年ぶりに2006年のトリノ大会で4位入賞があった。

まとめ

アルペンスキーは、4つの種目があることから勉強を始めることになった。

スピード系のダウンヒルやスーパー大回転は、時速140㎞/hなど体一つでは普通体験するスピードではない。
怖すぎる。

選手のスピードへの恐怖は、どうなっているのだろう?
テレビなどで見ていても、空を飛んでる感じなので、そんな気持ちよさにハマってしまった人たちなのかもしれない。

技術の大回転や回転は、旗門がキーになってくる。
ちょっと夏季オリンピックのカヌーを思い出した。

旗門をチェックしないと失格になりかねないから、注意が必要。
でも、スピードが速すぎて、見極められるのか?

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