五島列島と言えば、長崎県の風光明媚な島々です。
青い海、青い空、木々が緑でお花が咲いて、静かな町。
五島のかんころ餅、知ってますか?
とっても美味しいおやつ?!です。
かんころ餅
かんころ餅は、保存食として作られるようになったようです。
ごといもを使った郷土食。
ごといもは、五島で栽培されているブランド芋。
火を入れると、甘くねっとりした感じになります。
かんころは、五島の方言でした。
さつま芋を薄く切り、天日干ししたもののことです。
作り方は、さつま芋を薄くスライスして、軽く煮ます。
それから、さつま芋が熱いうちにざるに重ならないように、きれいに並べます。
綺麗に並んださつま芋をしっかりと天日干しします。
天日干ししたさつま芋がかっりかりになったら、もち米と合わせていきます。
蒸したもち米をつきながら、天日干ししたさつま芋を加えていきます。
しっかり混ぜ合わせたら、砂糖を入れます。
柔らかいので、成形しにくいですが、上手にふり粉を使いながら、形を作っていきます。
かんころ餅の食べ方
かんころ餅は、出来立てならそのまま食べられます。
でも、お土産や自宅用に購入したかんころ餅は、多少固めに仕上がっています。
なので、食べやすい大きさに切っておき、焼いたり、温めたりして食べましょう。
味付け無しでも十分美味しいですが、気になるようなら、醤油でも塩でも少し掛けると、より美味しくなります。
かんころ餅とは?
隠れキリシタンによって、広められたと言われているようです。
隠れキリシタンは、五島にも多くいたようです。
教会が多いことを考えると納得です。
かんころ餅は、元々は保存食として用いられました。
昔から自然災害はあるので、その間の保存食として、活躍したようです。
もち米が高級だった時代に考え出されたレシピです。
なので、もち米を減らして、でも美味しくて長持ちするもの、と考え出されたのでしょう。
さつま芋ともち米の相性は良いので、混ぜることでよりどちらも美味しくなりますね。
薄く切って、火であぶったりして美味しく食べられます。
まとめ
今回は、かんころ餅をお伝えしましたが、各地に郷土料理がありますので、現地に行って食べてみることが最高です。
47都道府県をくまなく回って、色んな郷土料理を全部を知りたくなりますね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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